Game用の端末選び Android スマホ のいろは
ゲーム用に考えるスマートフォンの Check Point
1 . 液晶サイズ
画面の大きさですね。ゲームの種類によっては非常に重要な項目の一つです。男性は4inchなんかでゲームをしようとすると指が邪魔で画面が見えない。操作できない!など結構しんどい事になることも有ります。
また端末毎のスペックにも影響を与えます。4KとかフルHDなどで耳にする事も有るでしょう。「解像度」と呼ばれる部分です。出力する量が減るので同じスペックなら一般的に画面のサイズが小さい方がベンチマークスコアが上がりやすいです。下のはiPhoneのサイズ一覧ですが参考に見て下さい。
他にも女性ならではの悩みとしてAndroidスマホは液晶サイズが大きいのも特徴です。全然手が届かない...なんてことは割と聞く話です。UIは調整出来てもゲームではそうはいかない事も有り、液晶サイズは端末選択で非常に重要な部分です。男性なら5.5inch。女性なら5inch程度が普段使いはともかくゲーム用に良いでしょう。また5.5inchは一般的な規格となりつつ有ります。今後の為に慣れておくのも良いですよ。
上にはベゼルレスと呼ばれる携帯端末を掲載しています。ベゼル(枠・操作の出来ない幅)も液晶サイズでご説明します。これはその通りなのですが、いやーベゼルが狭いのはスタイリッシュでカッコいいですね!しかしアナタは常に端末を置いてゲームしますか?普段は複数の指が触れる以上、反応する範囲もまた増えるのです。誤操作の要因の一つとなりうるでしょう。「慣れだよ。慣れ」と言ってしまえば簡単ですが新端末を検討する段階からであれば考えておきたいものです。
2 . CPU/GPU(SoC)
処理速度+グラフィック関連ですね。ここではまとめてGPUとして話をしましょう。詳しく需要がある場合はコメント下さい。知識が及ぶか分かりませんが記事にまとめさせて頂きますので。さて話が脱線する前にGPUについて見ていきましょう。GPUの代表格として「Qualcomm:Snap Dragon」「Samsung:Exynos」「Intel:Atom」等が有ります。最新端末への導入率などから考えてSnapDragonで話を進めていきましょう。またPCでお馴染みのIntelは意外かもしれませんがスマホ界隈では非常にニッチです。Atomは開発終了という話も聞きます。
さて今の時代はゲーム用端末といえばミドルレンジ以上ハイエンドとなるので「Snap Dragon820(MSM8996)」が主流となっています。このGPUは概ね好評を得ております。以前の代表格であった「Snap Dragon810」とは段違いですね。810は熱対策が疎かとなっていた為、熱暴走による性能低下で各端末が悲惨な状況となっていたようです。
そしてここまで簡単に説明をしてきましたがここは深く考えずに行きましょう。携帯端末の選択にあたり、この「Snap Dragon820(MSM8996)」を積んでる端末以外は除外すればよいのです。2年持つ?という質問でしたら多分という感じですね。なぜなら「Snap Dragon821」搭載の最新端末が既に発表されている為です。まぁハイエンドはどんな機械を買うにしても最新を追うのは無茶ってもんです。そして最新機器が出ることでエンドユーザーは安さという恩恵を受けるわけですから有る程度、許容していきましょう。
とはいえ大多数の方は財布との折り合いを付ける事は必須です。GPUからどのように考えるべきかということですが
「何のゲームをプレイする予定ですか?」これが命題です。
昨今のゲーム事情も情報で溢れてます。事前予約だの。ゲーム会社の制作発表だの。今プレイしてるゲームのアップデートだの。嬉しい事ですが正直キリが有りません。だからとりあえずプレイするゲームから端末を考えていく訳ですね。プレイするゲームが決まったら今度はそのゲームの推奨端末の一番上のクラスの端末ベンチマークを見ていきましょう。
例えば「Antutu」というベンチマークがあります。これで計測をしてみて下さい。有る程度ゴールが見えてきましたね。この数値に合う端末を買えばOKです。それがハイエンドだった場合は諦めてハイエンド端末買って下さい。えっ?そのゲームをプレイしないことを選ぶだって?こんな記事見に来てるゲーマーの貴方がそんな事出来る訳ないでしょう。他の何かを犠牲にして下さいな…
3 . メモリ
メモリは1世代前は2GBが主流でした。が最新端末は3GB以上で4GBは割と一般的。6GBなんて化物もいます。この項目では数字は大きい程○と覚えて頂くだけで結構です。いやもう4GBとかどんなノートPCだよ!ってツッコミ入れたい気分ですが、既に6GBが有りますからね。
「ONEPLUS 3」という端末なのですがここでは紹介しません。技適マークというのに通過していない為です。日本では電話として使うと電波法に引っ掛かります。Wi-Fiでゲーム用途なら良いじゃない!という内容は有ると思いますがこれは前提として携帯電話でしょ?という事にしておきます。家族の有るいい大人が手を出すものではありません。
4 . 製造メーカー
ここでは各製造メーカーを簡単にまとめます。ミドルレンジ~ハイエンドを出しているメーカーに絞っています。簡易的ですが上記項目とも絡む重要な情報です。しっかり確認を願います。
SONY Xperia
言わずと知れたSONYのXperiaですね。日本ならではのハイスペック端末ならこれ一択です。音質は言うことなし。パフォーマンスもGOOD!なぜ買わないのか?お高いんですね~。残念です。しかしとても素晴らしい利点が有ります。SONYはコンパクトタイプを例年販売しております。2016年も「Xperia X Compact」として冬季販売予定されております。これは代替品が見つからない程かなり評価出来る事で女性でハイスペック機を求める方には是非お勧めしたいメーカーです。
ASUS Zenfone
PCの知識がある方ならご存じASUS。無い方はPCハードウェア面で世界的に有名と覚えて頂ければ結構かと。携帯端末でもASUSの人気は凄いです。2015年のベストコスパandroid端末と言えば「Zenfone 2」と言う方も多い位コスパの良いミドルレンジ端末を売りにしてきていました。とは言え日本では認知度はまだまだなんでしょうね。
上記画像は日本で販売されている(一部未販売)の「Zenfone 3」のシリーズですね。これもミドルレンジ端末としてはかなり優秀です。しかし今季は競合相手が多い+値段設定から人気は割れると思われます。またハイエンド端末(deluxe)でも勝負を仕掛けてきております。これも中々強気の価格設定でASUSファンは泣いている方多いのではないでしょうか?独自のUIを持ち、専用アプリを持つメーカーです。それが嫌だという方もいますね。
HTC M10
HTCはauで前から取り扱いがあるので知っている方も多いと思う。Beatsなんかとコラボした端末を販売した時期なんかもありいい感じだった。そう「だった」のだ。HTCは今はおすすめ出来ない。
話すと長いが色々有ってマイナスイメージを払拭する為の新端末のフラグシップ機(ハイエンド)は不具合報告が多く評判が宜しくない。また残念だが新端末「HTC Bolt」は「iphone7」に刺激を受けてだろうがイヤホンジャックは廃止されている...。iphone7ですら賛否両論で批判も多い中、新規端末に取り入れるポイントはここではないはずだ。そうじゃない。そうじゃないだろう!HTC!!
申し訳ない。駄文な上、お見苦しい部分があったが総じてスマホ業界では下火といえる。話題のVR「Vive」やGoogleスマホ「Pixel」で軌道に乗って頂き、良い頃のHTCに戻ってきてほしい。個人的には凄く好きなメーカーです。
Huawei P9 / honor 8
ファーウェイはライトユーザー向け~ミドルシップ端末の販売に注力しているメーカーです。端末性能で見るとミドルシップ機の中でも高位のスペックなのだが自社製の「Kirin 950」というGPUを使っている。
これが良くも悪くも有るのだがゲーマーの皆様にはおすすめ出来ない理由となる。GPUがニッチな為、推奨端末に入ってこないのだ。つまり最適化が後回しとなるか、されないことも有る。最悪のケースはゲームに対応しない。
スペックは十分なのに動作に不満が残るという状況がゲームによっては発生する事が起こりうるという事だ。残念ながら選択肢には入らないだろう。がそれを差し置いても「性能面・価格面」は非常に優秀だ。ブログタイトルには反するが非ゲーマーには「P9 / honor8」を2016年に買うミドルスペック機として是非お勧めしたい。
LG V10 / V20
家電製品やPCの知識が有る方はご存じLG。携帯も出してるんですよ。しかも新機種の「V20」は日本でDOCOMOが取り扱いが決定致しております。「V10」は未来を感じる良い端末でした。(LGのロゴマーク位置がダサいけど...全然売れてないらしいけど...)しかしマーケティングに失敗した感が否めないLG。
V20でもロゴをその位置に持ってくるか!と説教したいですが、それは置いておいて。既に販売されている「V10」スペックはハイスペック機です。「Snapdragon820」搭載機で初期の販売の為、一番安いでしょう。傷が入りやすいと評判のボディー。性能はそこそこ。そしてロゴ!の内容を考えると妥当な値段です。選択肢の一つには入るかもしれません。
また「isai」シリーズはLGの販売です。新販売の「isai Beat」も「snapdragon820(MSM8996)」を搭載です。Beatと呼ばれるだけ有り音質は期待できますね。知識及ばず存じ上げないのですが「BANG&OLFSEN」というメーカーとのコラボのようですね。
ZTE AXON 7
ZTEは中々知ってる方少ないでしょう。通信や携帯端末・周辺機器などの販売が有るメーカーです。ZTEといえば格安スマホではエントリーモデルというイメージでしたがハイスペックにも端末販売が出てくるようです。
今回紹介する「AXON 7」は特筆するのであればまずは「価格面」でしょう。「snapdragon820(MSM8996)」を搭載端末の最新機器にも関わらず価格は「59,800円」です。その他メーカーと簡単に比べれば2~3万円程安い計算になります。これは正直驚きですね。
また機能面で何かまずいところが有るのかといえば寧ろ「音質○」「Quick Charge 3.0」対応など最新機の無難な機能はなんでもござれな商品です。ただ情報が出揃っているとはいえないのでレビュー待ちの部分はありますが「買い」の商品かと思われます。
Motorola Moto Z
モトローラはアメリカの電子・通信機器メーカーですね。アメリカということも有り、日本ではかなりニッチですが、デザイン面は最高!男なら皆さん大好きなんじゃないかな?という端末カッコイイ端末が多いです。ミドルレンジ・ハイスペックでの販売が主ですね。日本だと格安SIMメーカー販売のミドルレンジモデルが多いですけどね。
この端末の面白いところはカスタム可能な拡張パーツの販売「Moto Mods」があるってことです。カメラユニットやスピーカーユニットが主なカスタムでしょうか。といっても端末自体もハイスペックに恥じぬ良いスペックしてます。「snapdragon820(MSM8996)」は搭載。4GBメモリ。64GBストレージ完備です。
価格は「91,800円」程度。実はコイツもイヤホンジャックは廃止されてます。割と高くはありますがこのデザインなら。Motorolaなら。とマニア間では根強い人気のメーカーです。ぜひ展示などで実機を手に取ってみて下さい。
Google Pixcel
最後はGoogleです。この企業への説明の必要は無いですね。Nexusシリーズで販売が続いておりましたがGoogle謹製のスマホとして「Pixel」の販売が決定致しております。最新Android端末の中では最高峰の性能を持つことになるでしょう。搭載SoCは「Snapdragon821」です。
最大の目玉は「Google Assistant」AIが搭載されます。iphoneでいうSIRIですね。あのCMでやってる「OK Google」ってやつです。まだまだSIRIにはかなわないとは思いますがそこはGoogleです。今後に期待が持てることは間違いないでしょう。
他にもPixcelって名前から注目するべき内容としてカメラはiphone7に勝ってるというベンチマークが公表されてます。しかしゲーム面の性能でまだ勝てないのはその他のベンチマークで分かっています。残念ですがまだまだ携帯ゲームはiphoneの天下ですな。本端末は価格が高く、まだ好きな人が手を出すというレベルです。Nexusシリーズはどうなるのか分かりませんがGoogleにはこれからにも引き続き期待ですね。
ゲーム用のAndroid端末選びについて
長文にお付き合い頂きありがとうございました。さて、いかがでしたでしょうか?ここでの内容が端末探しの助けになれば幸いです。
追加でアドバイスをするなら上を見上げるとキリが無いです。予算も有りますしね。なら許容範囲の一番下はどこかを探すのがベターです。それが予算超えるならまずは予算をどうにかすべきです。
そして自分はどこで端末を買うのか。3大キャリアの携帯ショップだけが買える場所ではないんですよ。希望が多ければ携帯の買い方について次はブログを書きましょうかね。
人生初ブログだったので気合い入れて書きましたが疲れました...とりあえずこの辺で失礼します。