Androidのスペック表でよく見るSoCってナニ??
SoC「System on a Chip」について
【そもそもSoCって何??】
って人は少なからずいるだろうから簡単に説明しよう。
実際にそんな難しく捉える必要はなくて「端末を制御する一つの箱となるチップ」という認識でOK。その中にCPUとかGPUとかスペック表でよく見聞きする部品が内蔵されてるのが一般的です。あとよく見るであろう各部品については下で簡単に表にしてみてるから確認してみて欲しい。
部品名 | 各部品の簡単な説明 |
CPU(Central Processing Unit) | 中央演算装置。簡単に言えばコア数が多くてクロック数値が大きいのが優秀ってことでOK |
GPU(Graphics Processing Unit) | 画像処理装置。2Dだけではなく、ゲームの3Dグラフィックなど処理も行う。これに関しては知識がないと見ても分からないだろうからSoCの種類から見分けるがベター。どういう装置か知っているだけで良いと思います。 |
RAM(random access memory) | まんまですがメモリ。快適に作業をする為の机って所だね。後でまとめてるからそっちみて下され。 |
ROM(Read Only Memory) | データを保存する場所。コレは皆も知ってるよね?内蔵ストレージってやつですね。 |
「よっし。わかんねえ」って方向けに各部品を学校風景な感じにまとめてみよう。例えば美術の授業でチームで絵を書いてるとしよう。CPU君が書く絵を考えて、GPU君が頑張って書いてるんだけど、書く机のスペースが狭いと中々捗らないよね。その机のスペースがメモリって認識でOK。皆がいる教室のサイズはROMね。狭いと何枚も書いた絵を置いとけない。んでそもそも書いてる教室自体がSoCな訳よ。えー。んっとこれは分かりやすいのかな?w上手く伝わってればいいがw
つまりAndroid端末でのCPUとかGPUとか言われるのはそれらを総括するチップであるSoCを意味する事が多いんですね。ただ個別の部品を示している場合があるから一般的な種類に関して下記から見てみよう。
一般的なSoCの種類について
ここでは有名な3種類くらいを挙げておこうと思う
メーカー | SoC名 | 備考 |
アメリカ Qualcomm(クアルコム) | Snapdragon(スナップドラゴン) | 一番メジャーなSoC。現在販売されいるハイスペック端末によく搭載されているスナドラ820はゲーマー御用達 |
台湾 MediaTek(メディアテック) | MediaTek(メディアテック) | 安価なSoCとして有名で幅広い端末に使われている。ミドルレンジやタブレットによく用いられる |
中国 Huawei(ファーウェイ) | Kirin(キリン) | 半導体メーカーHiSiliconが設計しておりHuawei製の端末で利用されている |
有名なものには他にも有るが中でもApple製のSoC「A10」はゲームでは2017年4月現在でも最強だろう。
GPUの部分で少し触れてはいるがコレ(SoC)だけ覚えれば充分だ。中の部品である他のパーツ情報は追うと新情報で溢れてて多分追いきれないから。
GPUの一般的な種類について
1 | Adreno 530(Snapdragon820) |
2 | Mali-T880 MP4(MediaTek Helio X27) |
3 | Mali-T880 MP4(Kirin 955) |
ここでアレ?一緒じゃない??と思った人は正しい。そう同じなんだよ。元は同じ部品を各企業で端末の他の部品の差とソフトウェア(OS)でチューニングしてる感じなんだ。んで製造したチップ(SoC)に各企業が名前をつけてるに過ぎないのね。だからSoC追っかけるだけでいいのよ。中の部品なんて一緒のことが有るんだから。
その他の部品について
これは申し訳ないが自分が追っかけてないので知らない。端末スペックの数字見りゃだいたい分かるので知る必要が無いと思っている。興味が出てきたのなら他のサイトを参考にして欲しい。
まとめ
どうだろうか?少しって程度だけでも構わないので分かってもらえたなら嬉しい。んじゃ今回はこの程度でお開きです。今後ともご贔屓に~